永井食堂では、冷凍のもつは一切使っていません。もつは柔らかく臭みのない国産の小腸のみを使用。小腸を使うことで味がたっぷり染み込んだもつ煮が完成します。
お米は利根川の源流で育った、群馬県産コシヒカリ「田んぼの王様」。自動炊飯器で炊き上げることで、美味しさのばらつきがないよう努めています。
味噌は、越後味噌と信州味噌をブレンドしたものを使っています。複数の味噌を混ぜ合わせることによって、甘辛く深みのある味になるんです。
群馬の名産品であるこんにゃくは、もつ煮の味に影響を与えないちょうど良い食材。もつとの食感の違いを楽しむこともできます。
永井食堂ができたのは1965年。「子どもたちにおなかいっぱい美味しいご飯を食べさせてあげたい……」そんな気持ちから生まれました。
創業時はうどん、そば屋としてスタート。そんな中、お客様からの「定食が食べたい」というリクエストに応えるため、創業者が試行錯誤して完成したのが永井食堂のもつ煮定食です。
永井食堂のもつ煮定食は、国道17号沿いの立地ということもあり、長距離トラックの運転手さんを中心に口コミで広まりました。
永井食堂が守り続けているのは、創業時の味と値段ずっと変わらない味を、ずっと変わらない価格でご提供したい……そんな想いで続けています。